記事作成代行を依頼しようとして、Webライターの費用を調べるとかなり幅があることに戸惑ってしまうのではないでしょうか。
自社で依頼するときは、どの価格帯のライターを選ぶべきか迷ってしまいます。
ここではライターの費用相場を紹介し、依頼内容によってどの価格帯のライターを選べばいいのか解説していきますので参考にしてください。
ライターの費用相場
文字単価 | レベル | 文章の特徴 |
---|---|---|
〜0.5円 | 超初心者 | レビューなどの文章 |
0.5〜1円 | 初心者 | ある程度読みやすい文章 |
1〜1.5円 | 中級者 | 読みやすい文章 |
1.5〜3円 | 中級者 | SEO効果のある文章 |
3〜5円 | 上級者 | 専門性のある文章 |
5〜10円 | 上級者 | 細かいリサーチや 取材が必要な文章 |
10円〜 | 専門家や資格保有者 | より専門的な文章 |
※2024年4月のKIZI CREATEの調査による
上記のように、ライターの費用相場には幅があります。
それぞれ大まかに分けて解説していきます。
【文字単価〜1円】初心者ライターについて
わかりやすい文章 | △ |
専門性 | △ |
SEO対策 | △ |
初心者ライターは、主にクラウドソーシングサイトで活動しています。
クラウドソーシングサイトには低単価案件が集まりやすく、初心者でも仕事をしやすいため、文字単価1円未満で活動する初心者ライターが多くみられます。
ライティングスキルはまだ高くなく、1文が長くなってしまっていたり、適切な言い回しが使えていなかったりする場合もあります。
専門性やSEO対策も十分ではありません。
記事の質もあまり高くなく、それだけで集客力を求めるのは難しいでしょう。
初心者ライターに依頼するとしたら
レビューや口コミ、体験談など、記事の一部になるコンテンツに適しています。
【文字単価1〜3円】中級者ライターについて
わかりやすい文章 | ○ |
専門性 | △ |
SEO対策 | ○ |
中級ライターは、クラウドソーシングで見つけることもできますし、SNSで受注しているライターもいます。
ライターとしての経験もある程度増え、文章力も身につき、読者にとってわかりやすい文章で記事を作成してくれます。
リサーチした内容についてもわかりやすく整理し、順序立てて説明することも可能です。
また、基本的なSEO対策スキルも身につけているので、記事によっては検索上位に表示される見込みもあるでしょう。
中級者ライターに依頼するとしたら
専門性が高くない記事や、コラムなどの記事作成に適しています。
【文字単価3〜10円】上級者ライターについて
わかりやすい文章 | ◎ |
専門性 | ○ |
SEO対策 | ◎ |
文字単価3円以上のライターは、クラウドソーシングサイトで公認を受けているユーザーや、SNSなどで活躍しているライターです。
ライターとしての実績も十分あり、わかりやすい文章・SEO対策・正確な情報に関して高いクオリティの記事を作成してくれます。
ライター自身でサイトを運営している場合もあり、検索上位に表示させるノウハウは独自のもので、効果が現れやすいものとなっているでしょう。
確実とはいきませんが、作成した記事を検索上位に表示させられる可能性も高くなります。
上級者ライターに依頼するとしたら
集客を目的とした記事や、専門性の高い記事など、どのような記事の依頼にも適しています。
自社商品への誘導もスムーズにでき集客アップ・売上アップも見込めるでしょう。
1記事あたりの単価は高くなりますが、その分メリットも多いので、会社として記事作成代行を依頼するのであれば、上級者ライターに依頼することをおすすめします。
【文字単価10円〜】専門家ライター
わかりやすい文章 | ◎ |
専門性 | ◎ |
SEO対策 | ◎ |
専門家ライターは、特別な記事を作成するときに検討しましょう。
弁護士などの士業、医師・薬剤師などの医療関係者など正確な専門的知識が必要な記事だったり、監修者として情報を表示する場合など、文字単価10円以上の高価格帯になることもあります。
とくにYMYLという「金融・医療・健康・不動産」などに関わる分野の記事のときは、より正確かつ専門的な内容が必要になりますので、専門家に依頼しましょう。
また、著名人などに依頼する場合もこの価格帯になるでしょう。
ライターに依頼するときの注意事項
ライターに記事作成を依頼するとき、1円未満でも依頼できると知ったからといって、低価格でライターに依頼することは避けてください。
結果的にそれなりの記事しか完成しません。
修正依頼をしようにも、ライター自身のスキルが備わっていないので、クオリティを上げることは難しいですし、会社側の修正コストが上がってしまいます。
それなり記事でもいいのであれば問題ありませんが、そのまま記事を公開してしまうと自社のイメージを下げてしまう場合もあります。
会社として依頼するには、文字単価3円以上の上級者ライターに依頼するようにしてください。
まとめ
ライターの費用相場を把握していただけたでしょうか。
今回紹介したものは一例なので、全てのライターに当てはまるわけではありません。
低価格なのに高品質な記事を納品してくれるライターも、高価格なのに低品質な記事を納品するライターもいます。
料金相場は目安として、目の前にいるライターのスキルを細かく確認しましょう。
以下の記事では、ライターを選ぶときの確認事項について解説しています。
参考にしてください。
関連記事 → 優秀な外注ライターを選ぶときの18の確認事項