記事作成代行のライターを選ぶとき、どのようなポイントを確認していますか?
- 費用
- 納期
- 実績
上記は最低限確認すべき内容ですが、他にも確認事項があります。
ここでは、外注ライターを選ぶときに確認してほしい18の項目について解説していくので参考にしてください。
優秀な外注ライターを選ぶときの確認事項
外注ライターを選ぶときには以下の18の項目を確認してください。
- 経歴と実績
- 口コミや評判認
- ポートフォリオ
- 専門性
- 仕事に対する姿勢
- 費用
- 納期
- 計画性
- 業者か個人事業主か
- 副業か本業か
- テストライティング
- SNS活用の有無
- ポートフォリオとして利用されるのか
- 作業可能時間
- 連絡可能時間
- レスポンスの速さ
- コミュニケーション能力
- 作業環境
それぞれ解説していきます。
1.経歴と実績
まずは、ライターの経歴と実績を確認しましょう。
文章作成スキルやSEO対策スキルは、ライター歴が長ければ長いほど高くなる傾向があります。
ライター歴が短いにも関わらず、実績が多すぎると感じる場合は、実績を偽っている場合もあるので注意が必要です。
ライターの実績は、きちんとしたものを提示しにくい側面もあるので、参考程度にしておくといいでしょう。
2.口コミや評判
クラウドソーシングサイトなど、ライターの口コミや評判を確認できる場合は、必ず目を通しておきましょう。
ライターに依頼したクライアントは、何事もなければ口コミに悪い部分は書きませんが、よほど不満があったときは悪い口コミを書くものです。
悪い口コミがあったときは、要注意ライターかもしれませんので十分注意しましょう。
3.ポートフォリオ
ライターのポートフォリオは必ず確認してください。
- 読みやすい文章を書くか
- 文章構成は適切か
- 自社の雰囲気に合うか
可能であれば、数種類の記事を細かく確認しましょう。
4.専門性
自社メディアに関わる専門性をライターがもっているかの確認も必要です。
専門家までとはいかなくても、多少の知識をもっていた方が安心して依頼できます。
もちろん知識ゼロでも、リサーチ力や熱意でカバーしてくれる場合もあるので、「専門性がないから不合格」という判断をすぐにしなくても大丈夫です。
5.仕事に対する姿勢
記事作成代行は1記事だけ作成して終わりではなく、継続して依頼することが多いでしょう。
そのため、ライターの仕事に対する姿勢もチェックすべきです。
適当に仕事をこなすライターや、稼ぐためにガツガツ仕事をするライターよりも、自社と一緒によりよいものを作り上げてくれるようなライターと仕事をしたいものです。
6.費用
記事作成代行の費用が適切かどうかは必ず確認してください。
会社のメディアなので、「安ければいい」というわけではありません。
安いには安いなりの理由があるので、きちんとしたクオリティを求めるのであれば、相場以上の価格帯は必要です。
文字単価 | クオリティ |
---|---|
〜1円 | 低め |
1〜3円 | ほどほど |
3〜5円 | 高い |
5円〜 | 高い アフターケアもあり |
自社メディアに必要なクオリティとしては、文字単価3円以上は必要になります。
もちろん3円以下でもクオリティの高い記事を納品してくれるライターもいるので、いずれは単価アップしてあげましょう。
関連記事 → ライターの費用相場を徹底検証
7.納期
依頼した記事がどのくらいで作成できるのか納期を確認しておきましょう。
あまりにも時間がかかる場合は、複数のライターを雇うことになりコストが増えてしまいます。
メディアの更新頻度に合った納期を設定するライターを選びましょう。
一般的に、業者よりも個人ライターの方が納期は短い傾向にあります。
8.計画性
ライターが提示したスケジュールに、計画性があるか確認しましょう。
依頼がほしいという理由で、無理なスケジュールで提案し、結果的に納期に間に合わないケースもあります。
依頼する記事の専門性や、文字数などを考慮して、ライターの計画性を正しく判断してください。
9.業者か個人か
依頼しようとしているライターが業者なのか、個人なのか確認してください。
個人ライターにもクオリティの高い記事を作成してくれる人はたくさんいますので、クオリティの差はあまり気にしないでいいでしょう。
ただし、納期は別です。
個人ライターは自分だけで仕事をするので、比較的短い納期で記事を作成します。
業者の場合は、多くの人が関わるので、納期も長くなりがちです。
ライターを選ぶときには、業者か個人かも確認しておきましょう。
10.副業か本業か
個人ライターの場合、ライターの仕事が副業なのか、本業なのかも確認しておく必要があります。
本業ライターなら問題ないですが、副業ライターの場合、本業後の夜しか作業や連絡ができない人もいます。
スムーズなやりとりができないので、気をつけましょう。
11.テストライティング
本格的な依頼の前に、テストライティングが可能かどうかも確認しておきましょう。
500文字〜1,000文字程度の記事を作成してもらい、採用の判断基準にします。
もちろん無報酬ではなく、採用時と同等の文字単価で報酬を支払うことがマナーです。
テストライティングができない場合は、まずは1記事だけ依頼して、どのような記事を作成するのか確認してください。
関連記事 → テストライティング
12.SNS活用の有無
ライター自身でSNSを運用していることも珍しくありません。
X(旧Twitter)やInstagramなどのアカウントを運営して、ライティングに関する情報発信をしたり、仕事の窓口にしたりしています。
ライターにSNSの有無を確認して、もし運用して公開してくれるのであれば、どのような発信をしているのか確認してください。
投稿内容がポジティブなものであれば、真摯に対応してくれるでしょう。
批判や愚痴が多い場合は、採用した後に自社の不満を投稿されてしまうかもしれないので注意しましょう。
13.ポートフォリオとして利用されるのか
ライターに記事作成代行を依頼して、その作成した記事をライター自身のポートフォリオとして活用するか確認しておきましょう。
もちろん著作権が関わることになりますし、できれば自社メディアは自社で運営しているようにしたいものです。
その情報が外部にもれてしまう可能性もあるので、ポートフォリオにするかはきちんと確認しておくことが大切です。
14.作業可能時間
ライターの作業可能時間を把握しておきましょう。
もちろんライターのペースで作業して問題ないのですが、急な変更を依頼する場合もあるので、ライターの作業時間を把握しておいた方が、時間をロスすることなく変更することができます。
納期の目安にもなりますのでチェックしておきましょう。
15.連絡可能時間
作業時間と同様に、連絡可能時間も確認しておきましょう。
急を要する連絡はあまりしないと思いますが、ときには急用もあります。
日中に連絡しやすいのか、夜に連絡しやすいのか確認してください。
16.レスポンスの速さ
採用前のやりとりで、ライターのレスポンスの速さを確認しておきましょう。
メールの返事に数時間もかかっていたら、仕事のペースがどんどん遅くなります。
依頼したい仕事も先延ばしになってしまうので、採用前にレスポンスの速さをチェックすることを忘れてはいけません。
17.コミュニケーション能力
ライターとは基本的にテキストコミュニケーションになりますが、円滑にコミュニケーションができるか確認してください。
記事クオリティに関わるものではありませんが、記事作成代行は長期的に仕事を依頼するものです。
気持ちよく仕事ができるように、最低限のコミュニケーションが問題なくできるか確認しておきましょう。
18.作業環境
自社の作業環境と、ライターの作業環境が違う場合には少しだけ注意が必要です。
最近では、PC環境がMacでもWindowsでも、スムーズな互換性により問題なく作業できます。
ただし、メディアで扱う内容がMac関連であるにも関わらず、ライターがWindowsしか使ったことがないと読者に寄り添った記事を作成することは難しいかもしれません。
自社メディアの種類によっては、ライターの作業環境の確認も忘れずに行いましょう。
まとめ
ライターを選ぶときの確認事項を把握できたでしょうか。
こちらで紹介した18のポイントは一例ですので、自社の依頼内容に合わせて確認事項を整理しておきましょう。
ライターを採用してからでは修正することが難しい場合もあるので気をつけてください。